「部分」よりも「全体」

おはようございます。

マイフィット整体院の粕谷です。

今朝は雨ですね。こんな日はガティブになりがち。ですが、今日はなぜか気持ちが穏やかです。

自然はコントロールできないので、今日の感じを忘れずに受け入れていこうと思います。

さて、今回は「部分」よりも「全体」という話です。

腰が痛くなると腰をどうにかしたくなります。

膝が痛くても同じです。

で、一般的には腰が痛い場合は腰を治療しますし、膝が痛い場合は膝を治療します。

それで、痛みが良くなればいいですが、良くならない場合も多々あります。

良くならない場合は、どうすればいいのか?

それは、「部分」ではなく「全体」で考えることです。

身体は全体が連動して動いています。

つまり、身体はシステムで動いているのです。

システムっていうのは全体で一つの動きをするもののこと。

症状は、そのシステムに異状が出ているただのサインなので、視野を広げる必要があります。

たとえば、慢性的に腰痛があるとします。

観察すると腰がカチカチになって動きが悪い。

じゃあ、その腰をほぐせばいいという発想をするわけです。

でも、これではその時は良くなっても、すぐに腰の硬さも痛みも戻ってきます。

仮に腰がほぐれて腰痛がなくなっても、今度は股関節や肩など違うところに痛みが出て、大体の場合、腰痛がさらにひどい状態で再発し、悪化してしまうのです。

なので、部分だけを変えようとするのは無理があるのです。

だから、痛みの悪循環を変えるには全体を変える必要があります。

これは腰痛だけでなく、胃がんを例に挙げても同じです。

胃がんができればその部分を切除すればいいとう考えになります。

ですが、部分だけをどうにかしても好循環は作れません。

癌の治療をすればするほど免疫力が下がって、どんどん癌になったり、違う病気が発症していくように悪循環を生むだけ。

そういう現象というのはよく観察されています。

だから、膝や腰の症状だけを改善させることを僕はあまりオススメしません。

(もちろん、症状の箇所を治療するのがいい場合もありますので、そのあたりは判断した方がいいですが・・・)

基本的には全く違う好循環を作ることが大事。

つまり、症状の部分だけ見て、そこだけ治そうとするなという話です。

痛みが出て改善しない時は、大胆に体を改善してしまえ、ということです。

なので、当院では回復力を上げることをオススメしています。

症状という「部分」ではなく、回復力という「全体」に目を向けて身体を改善させていきましょう!

サポートが必要なら東海市にあるマイフィット整体院までご相談ください。

マイフィット整体院 粕谷雄三